ティーブン・オカザキの「ヒロシマナガサキ」を観に行く。既に見た映像や証言が多かったが、やはり衝撃的な映像だった。印象に残ったのは、「キノコ雲とよく言うけど、あれは雲ではない。火柱です」という言葉。原爆ってなんとすごい威力なんだろう、と思うと同時に、生存者の証言を聞くと、なんとまあ、人間の回復力もすごいのだろう、ということを思わずにはいられない。もちろん、後遺症とずっと戦い続けてはいるのですが。
あと、400万発の原子爆弾が今ある、というテロップで、一個ぐらい私が生きてる間に降ってきてもおかしくない、というような諦めみたいな気持ちになった。
全体的には、正統派のテレビドキュメンタリーという感じ。
音楽が良かった。「ナインソウルズ」の音楽と似ていた。調べてみよう。
小谷野敦著『日本の有名一族』を購入。完全に下世話な興味で買ったのだが、思いがけず、うちの職場にいらっしゃる方のお父様のことが載っていて、その方に早速教えてあげたところ、たいそう喜ばれた。