血と骨

新年明けましておめでとうございます。
年賀状の仕分けなどしつつダラダラと過ごすが、あまりにもヒマなため、そして映画サービスデーのため、新宿に「血と骨」を観に行く。
正月に「血と骨」。
前に観た人が「途中すごいシーンがあって、気持ち悪くなった」と言っていたので、ドキドキしながら観た。観終わった後の率直な感想は、「そうでもなかった」。業としか言いようがない一生を送るビートたけし演じる金俊平。なんであんなに暴力的で自分の欲に執着するのか想像をめぐらすしかない。君の代丸に乗っていた若い俊平の顔を見ればなおさら。豚を捌くシーンはさすがにグロかった。でも一番ショッキングなシーンは隣に住む愛人の姿だった。あの決着の仕方には、不謹慎ながらホッとした私。帰り際、キャスティングにダメだし。濱田マリの役は若い頃の宮下順子がやるべきだ、とか、本妻役は鈴木京香じゃなくて、余貴美子がやるべきだ、とかいろいろ。俊平がむしゃむしゃ食べてた蛆虫のわく豚の内臓のキムチ?ディープな韓国料理屋さん行ったらあるかしら。