2006-01-01から1年間の記事一覧

東京都現代美術館に「大竹伸朗 全景」展を観に行ってきた。ものすごい量の作品群にただ圧倒された。人間は、というか、私は、日々大量のゴミを作りながら生きているが、大竹氏は「作品」と「ゴミ」のスレスレのところで、なにものかを作り、それを保存し続け…

自分が元気がない分にはいくらでも耐えられるのだが、人を傷つけてしまうと、そちらの方がめちゃくちゃ堪える。仕事のことで、私が送った紋切り型の冷たいメールが何人かの人に動揺を与えてしまった。一応、今度、弁解の席を設けてもらったので、素直に謝ろ…

土曜日の夜、時間つぶしのため11時閉店の渋谷のCD屋さんにギリギリまでいた。 で、買ったのが、Soil & "Pimp" Sessions。 その後、レンタルビデオ屋で黒人男性にAre you OK?と声をかけられた。ゲンキナイネ〜ダイジョブ?と。ううん!元気だよ!と言い、店を…

今日、道を歩きながら、フツーに「死にたい」と考えていた。 いろんなやりたくない仕事がたまっており、それを片付けるのが面倒で、それに加えて、「完璧」と思って出した書類に不備が見つかり、「あーあ」と自分に失望してしまったのだった。 ビルの上から…

いやはや。vacantさん、KT49さん、こんな生きてるのか死んでるのかわからない日記読んで下さって有難うございます。(涙)時々思い出したように書きますので、たまに見てください。 さて、常々気になっていることがある。 それは「体の相性」という言葉だ。…

昨日、久しぶりに「遥かなる山の呼び声」を観た。何度観ても良い映画だ。誰かが、倍賞姉妹は日本の宝だ、と言っていたが、本当にそう思う。そして高倉健。結局彼は「奥さん」への愛情を言葉で表すことはない。「ここでの2ヶ月間のことは一生忘れません」とい…

週末に「さよなら、ナム・ジュン・パイク展」をワタリウム美術館に観に行った。ナム・ジュン・パイクの存在を初めて知ったのは、もう20数年前になるだろうか。あの頃、中学生だった自分にとって、平面の「美術」から3Dの「アート」へと知覚の扉を開いてくれたの…

車で走っていたら「とかとんとん」というラーメン屋を発見。何かと見間違えたかと思った。やはりあの太宰治の短編からとったのだろうか。最もラーメン屋的なものから遠い内容かと思われる。そこを狙ったとすれば、「深い」としかいいようがない。「なんつッ…

生まれて初めて「文芸春秋」を買った。村上春樹の「ある編集者の生と死」を読むために。 なんというか、一種のピカレスクロマンを読んでいるような気になった。ここまでひどいことをして、それが死後明らかになってしまうというのは、なんとも救いようがない…

「たけしの誰でもピカソ」に大江健三郎親子が出ていた。 作曲をずっと続けていた光さんは、ある時から作曲するのをやめた。そのかわり今までにもまして音楽を聴くようになった。そして作曲の先生について、音楽の理論をゆっくり勉強し、昨年、7年ぶりに「70…