いやはや。vacantさん、KT49さん、こんな生きてるのか死んでるのかわからない日記読んで下さって有難うございます。(涙)時々思い出したように書きますので、たまに見てください。
さて、常々気になっていることがある。
それは「体の相性」という言葉だ。時々人と話していて「今の彼と体の相性が合わなくてさ〜」とか「性格の不一致より、性の不一致の方が問題だよね」的な発言を耳にすることがある。
そのたびに私は「本当か!?」と思うのだ。
これは単に相手が「上手いか下手か」ということなんではないかと思うのだ。もっと言うと、相手が「人の身になって考えてあげられる人」なのかどうか、ということなんではないか。だから、あなたが「相性がいい」と思っている人は、誰にとっても「相性がいい」人なのではないかと思うのだ。
ただ、「相性」問題を語る人は大抵フィールドワークを重ねた猛者なので、私は押し黙るしかない。

夜露死苦現代詩都築響一夜露死苦現代詩』を読んだ。
ボケ老人が呟く意味不明な言葉の羅列、暴走族の特攻服の背に刺繍された詩、点取り占い、死刑囚の詠んだ俳句等々、世の中には、人の心を揺さぶる言葉がいたるところに転がっていることに気づかされる。
しかしなんと言ってもインパクトがあったのは、ボケ老人が呟いた「人生八王子」というフレーズだ。仕事に没頭している時、電車に乗っている時、何かふとした拍子にポカっと浮かんでくる。
「人生八王子」
全てが無になる瞬間だ。