自分が元気がない分にはいくらでも耐えられるのだが、人を傷つけてしまうと、そちらの方がめちゃくちゃ堪える。仕事のことで、私が送った紋切り型の冷たいメールが何人かの人に動揺を与えてしまった。一応、今度、弁解の席を設けてもらったので、素直に謝ろう。
私は、仕事上では、情緒的な、浪花節的な人間関係はなるべく作らず、クールに付き合いつつ、時々触れる人間的な部分でかすかな信頼関係を育んでいくべきだと思っていたので、正直、周りの人のあまりの反応に驚いた。でも、やはりそれは私の想像力不足だったのだ。言わなくてもわかるよね?的な態度を私が押し付けてしまったのだ。私の方が甘えていた。どこかで皆人に大事にされたいのだ。それは私だって同じだ。それに気づかなかった。ありていに言えば、配慮が足りんかった。そんでもってやはり私は人付き合いが下手なのだな。うん。
謝っても泣くなよ!絶対。子供じゃねぇんだから…と自分に言い聞かせておこう。最近すぐ泣くからなー。
久しぶりに何もない日曜日。
昨日の夜までは、仕事+私事で多忙な数週間だった。昨日初めてお会いしたとある監督が、とても良い方だった。強引な手法で事をすすめるので結構敵も多いらしいのだが、人を引きつける吸引力みたいなものが感じられた。なんというか、いつも人の中心にいて周りに気を配れる人というか。1年間外国で撮影した映画がもうすぐ完成間近とか。結局、朝の4時までご一緒した。高いお酒をご馳走になったのにもかかわらず、大変失礼ながら、最後は横のソファで爆睡した。