とある友人のすすめで「りーでぃんぐ」というのを受けてみた。「りーでぃんぐ」というのは、人の発するオーラを見てもらって、それを話してもらうことによって幾分かのアドバイスを受ける、というもの。半信半疑のまま受けたが、受けた後もちょっと半信半疑。
「幼少期に受けたことのトラウマがあなたの心の成長を阻んでいる」「何かを成し遂げようとして、挫折したままのものがありますね」「女性としての自分を否定しようとしている=大人になりたくないのですね」。要約すると、以上のようなことをくり返し言われた。この前見てもらった「手相」でも感じたが、これって誰にでもあてはまるんじゃないの? 幼少期に限らず、何かに傷ついてそれがトラウマになってない人なんていないし、一度も挫折したことのない人もいないだろうし、人は多かれ少なかれ、大人になることに、ある苦痛を感じているんじゃないかなー。江原さんみたいに、自分しか知らないことをピタリと言い当てる感じを期待してたので、そういうのは期待はずれだった。唯一当ったのは、「あなたは20代半ばで一度大きな失恋をしていますね」ということ。これも20代半ばで失恋してない人の方が少ないんじゃないか、と思ったのだが。しかも私は、確かに20代半ばで失恋したが、結局その後復活して、その人と数年後に結婚したので、正確には「失恋」ではないかも。
ま、自分で受けといてなんだが、ゆるーい感じのカウンセリングだったと思えばいいかなー。最後にいただいたお茶がとてもおいしかった。
家に帰り着いたら、T氏がキーマカレーを作って待ってくれていた。ビル・エヴァンス、がんがんかけながら。